こんにちわ。firestorage技術担当の長男 太郎です。
本日は第五弾です。

まずは前回の45台接続テスト時にLinuxでどのように認識したかですが、
下記のようになりました。

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Disk /dev/sda: 40.0 GB, 40020664320 bytes
Disk /dev/sdb: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdc: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdd: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sde: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdf: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdg: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdh: 250.1 GB, 250059350016 bytes
Disk /dev/sdi: 750.2 GB, 750156374016 bytes
Disk /dev/sdj: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdk: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdl: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdm: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdn: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdo: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdp: 160.0 GB, 160041885696 bytes
Disk /dev/sdq: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdr: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdu: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdt: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sds: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdv: 160.0 GB, 160041885696 bytes
Disk /dev/sdw: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdx: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdy: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdz: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdaa: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdab: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdac: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdad: 250.1 GB, 250059350016 bytes
Disk /dev/sdae: 250.1 GB, 250059350016 bytes
Disk /dev/sdaf: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdag: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdai: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdah: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdaj: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdak: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdam: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdal: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdao: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdan: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdap: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdaq: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdat: 160.0 GB, 160000081920 bytes
Disk /dev/sdas: 160.0 GB, 160041885696 bytes
Disk /dev/sdar: 160.0 GB, 160000081920 bytes
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HDDの台数の都合によりいろんなサイズのHDD混ざっています。
sdaからアルファベット順に認識されていきますが、
sdzまでいくとsdaaとなるようです。
認識の順番の関係か、完全にアルファベット順にはならないようです。

さて、これで接続試験は完了した訳ですが、
バックプレーン搭載可能なシャーシの設計をしなければなりません。
前回のシャーシはまずHDDを出来るだけ搭載し、接続テストを行う事を目的としておりました。
今回からはラックマウントする際の事を考慮しながら設計していこうと思います。

前回は板厚1.5mmのシャーシを作成したのですがHDDコネクタを付ける為に20mmのスペーサーを利用していました。
今回も利用するのですが、このスペーサーの雄ネジ部分は3mmあります。
板厚1.5mmだともう半分の1.5mmは突き抜けてしまいます。
真横にラックレールを付ける場合は問題ないかと思いますが、
使用しているサーバーラックの関係上、既製品のラックレールを使用すると
ラックレールの幅を考慮する必要が出てくる為、シャーシの幅を狭める事になってしまいます。
その為、既製品のラックレールのではなく専用のレールかステイを作成することにしました。

しかし、前述した通りスペーサーのネジが飛び出てしまいます。
前回もそうでしたが、端から端まで使いますので専用に設計するとしても、
ネジが飛び出ていてはメンテナンスもなにもありません。

そこで、下図のようなステイを設計しました。

バックプレーン用ステイ

3mm厚の板にネジ穴を開け、そこにスペーサーを取り付け、
バックプレーンを載せ固定します。一列に3台バックプレーンが搭載できます。
3mm厚を使うことによりスペーサーの雄ネジ部分の長さを全て吸収出来ます。
また、シャーシとの接続用にバカ穴を開け、シャーシは1mm厚に変更し、
雄ネジ部分が4mmのネジを利用することによりシャーシの裏側にはネジが飛び出ないようにしました。
これがうまくいけばシャーシのネジ穴も少なくて済みます。

後は板金屋さんからの到着を待つとします、今回はここまでになります。
続きは次回で!