こんにちは、fire web service技術担当の次男 太郎です
本日は、前回の記事で紹介した改善点について具体的に解説していきたいと思います。

1.シャーシ1台での運用化
HDDの大容量化が進み、今では10TBのHDDが入手できる時代になりました。
HDDの大容量化のおかげでHDD5台分のスペースが1台分のスペースで済むことが出来るようになりました。
そこで、シャーシ単独一台でも運用可能な構成にします。
このシャーシサイズに必要構成部品を納めます。

幅480mm 奥行340mm 高さ135mm

2.全体でシャーシが2台となり一人で設置するのがやりづらい。
前シャーシにマザーとHDD、後シャーシにHDD、中間にPSUの構成でラックへの取り付け取り外しが非常にやりづらい状況です・・。
3.シャーシにガイドがないのでラック上で重ねた時の着脱がやりづらい

写真のようにシャーシ下の箇所にガイドが無いので左右の位置がずれるとシャーシが傾いてしまう。
また、EIAラックにマウントするにあたって掴むところが左右の取付部なのでラックへ挿入しづらいし、
ラックから取り外す場合掴む場所が無くラック正面からシャーシが引き出しづらい。

4.システム用Storageの搭載場所が決定していない。
システム用Storageはコンパクトな2.5インチのSSDを使用しているので現在はシャーシの隅っこに放置している状況なので、これもケース内にすっきり収めたい。

5.SATAカードブラケットがフルハイトなのでロータイプに交換する必要がある。
使用するSATAカードのブラケットが標準ではフルハイト仕様なのでそのままでは組付けられずその都度フルハイトブラケットを取り外し、ロープロブラケットを交換し直す必要があり面倒。
ロープロタイプのSATAカードが入手できなか調べたが適合するタイプが見つからなかった。

6.電源スイッチをした中央に設置したので配線が長くボタンが押しづらい。
電源スイッチとLEDブラケットをシャーシ中央部の下側に配置したのでボタンが押しづらいし、マザーボード端子からのlineが長くなるので操作上右側に配置したい。

上記の改良ポイントについて、改良を進めていきたいと思います。