こんにちは、fwsの技術担当の次男 太郎です。
大容量自作シャーシver.2 step2の改善項目に基づいて、
シャーシの改善設計を行いました。

1.シャーシ一台にPSU、microATXmother、HDD、SDDが収まるよう再レイアウト
2.シャーシ上部にL曲げを追加してシャーシ下をガイドすることでラックへの着脱時の傾きを防止する
3.シャーシ全面の両サイドにハンドルを設けラックへの着脱を容易にする
4.新たにSSDケースを設計しシャーシ本体に固定する
5.フルハイトブラケット用の金具を新に設計しシャーシと側板で固定する
6.電源スイッチをブラケットを新たに設計し右側板内側の上部に固定する

改善設計図面です。
今回から精密部品設計分野で大きなシェアを占め
ファイル交換にも有利なAUTOCADを導入し、設計しています。

これが設計図面(組立図)です。
今回の改善箇所が判りやすいよう色を変更しました。
例えば、黄色の線は今回新に設置したシステム用のSSDケースです。
今回設計したシャーシ部品が出来上がりましたので、組付けを行います。

シャーシの組付けが完了しました。
着脱用のハンドルがラックマウントっぽくて見た目もGOODですね!
後はPSU、マザー、HDD、CPU等の必要パーツを組付けていきます。

シャーシにマザー、CPU、CPUクーラー、メモリを組付けました。
シャーシにパックプレーン、電源を組付けました。
電源がシャーシより少しはみ出しますが、
キチンとネジで固定してありますので大丈夫です。
フルハイトブラケットのSATAカードを取り付けました。
シャーシにフルハイトブラケット用の角穴も追加したので高さもバッチリ、
ラックの3Uサイズに収まります、あとはケーブル類の取付です。
ケーブル類の配線完了です。
最後にHDDとシステム用SSDを取付けます。
HDDの両サイドにシャーシへのセットと
取り出しを兼ねるエキストラクターを取付ます。
エキストラクターは押し込み側はガイドの役目をするので
3角形で引き出し側は指をひっかけて取り出し易いようにL字形状にしてあります。

エキストラクターHDD両サイドに取り付けたました。
シャーシにはHDDを5台セットするのでHDD5台にエキストラクターを取付ました。
シャーシへの部品組付け完了です。
システム用SSDもHDDサイドに設置スペースを設け
電源ボタンも右端上部へ移設し操作性も向上しました。
EIAラックへ取付ました。
ラックへもバッチ収まり左右のハンドルがラックマウントにピッタリです。
ちなみにサイズは3Uで高さは132mmです。