こんにちわ。firestorage技術担当の長男 太郎です。
本日は第三弾です。 

前回の反省

  1. 電源・SATAケーブルの取り回しが煩雑
  2. 接続ケーブルが多すぎて故障した場合の問題発見が困難

簡単に言えばメンテナンス性が悪いに尽きるのですが
やはり、SATAとポートマルチプライヤの接続のケーブル
それぞれのHDDに電源を供給するケーブルをまとめるしか方法は無さそうです

そうなると

  1. 基板を設計する
  2. 使えそうなバックプレーンを探す

この2つに選択肢が限られてしまうのですが流石に基板設計の
ノウハウはまだ無いので、使えそうなバックプレーンを探すことにします。

一番先に思いついたのが、RAIDボックスなど外付けのHDDケースの
バックプレーンを移植してはどうかなと言うことでした。
但し、RAID機能が付いていないポートマルチプライヤ対応のBOXです

ドライブドアSATAボックス5BAY(EX35ES5) 但し販売終了

探しに探した結果、上記の「ドライブドアSATAボックス5BAY」がよさそうなのですが
販売終了で、現行機種では「裸族のインテリジェントビル5Bay USB3.0+eSATAコンボ(CRIB535EU3)」
になってしまうのですが、この機種はRAID機能とか余計な機能が付いています。

困った挙句、いろいろ調べてると、coneco.netの商品レビューに興味深い記述が…
http://club.coneco.net/user/13212/review/33523/

・LED基盤
メーカー:CFI
型番:CFI-B53PM LED BOARD REV.A 

 
 と、バックプレーンの記述が載っていました
結局海外サイトで調べてみると、かなり一般的に使われている
バックプレーンの様です。


販売終了の製品のバックプレーンを売ってくれるか心配でしたが
なんとか入手することができました。
http://www.chyangfun.com/

CFI-B53PM 表面

CFI-B53PM 裏面

これなら、複雑なケーブルの取り回しも必要なさそうです…
次回はこのバックプレーンを使って、45台を駆動させる実験を行なってみようと思います。