こんにちは、fire web serviceの技術担当、次男 太郎です。
さて、本日はサーバーで使用するSATA装置のバックプレーンについて
現状の問題点と、改善したい内容について報告したいと思います。
firestorageでは、ご存じの通り独自のストレージサーバー構築を行っており、
サーバーで使用するSATA装置のバックプレーンを利用しています。
以前のご紹介した際にはCFIの「CFI-B53PM」というものを使用しておりました。
当時の記事がこちらです⇒(大容量対応自作シャーシ step3)
こちらはSATA2の規格のため、スピードも遅かったです。
あれから試行錯誤し、今はSATA3の規格Sunrich Technology製の「S-331」というものを使用しております。
現状利用してるバックプレーンはこちらです。
s-331
こちらのバックプレーンについてはスピードは問題ないのですが、
いくつか不安な点があります。
【現状のバックプレーンの問題点】
- 海外メーカーから取り寄せているため、継続的に安定した供給が見込めるか不安
- ホットスワップ対策ができていないため、HDDの抜き差しが不安(つられて電圧が変動してしまうため)
- 基板の穴が小さく風通りが悪いため、熱がこもりやすい
上記の懸念点を払拭すべく、
より使い勝手の良い、自社のオリジナルバックプレーンを開発したい!
ということで、自社バックプレーン開発プロジェクトを始動します。